秋田県大住の歯医者 おおすみ歯科医院

おおすみ歯科の取り組み

各種健診について

当院では、妊婦歯科健診、2歳児歯科健診、歯周疾患検診を行っています。健診をご希望の方は、当歯科医院へお電話にてご予約(TEL:018-836-5222)ください。

妊婦歯科健診

妊娠期は、ごく少量のプラークや歯石の沈着にも過敏に反応しやすく、歯肉炎や歯周炎に進行しやすくなっています。この時期に健診を受け、う蝕や歯周病を早期発見し適切な治療を行うことは胎児の健全な発育を図ることになり、ひいては、乳幼児のむし歯予防につながります。必ず母子健康手帳と受診券をご持参ください。

[対象] 秋田県内に住所を有する妊婦
[内容] むし歯、歯石、歯周疾患の有無と保健指導
[健診料] 無料

2歳児歯科健診

2歳児はミュータンスレンサ球菌(むし歯菌)の感染時期であり、むし歯が急増する年齢です。歯磨き習慣をつけ、食生活に気をつけ、むし歯菌を予防しましょう。

[対象] 2歳0ヵ月から2歳2ヵ月未満の幼児
[健診料] 無料

歯周疾患検診

食べ物を自由に噛み、固いものを自由に食べるためには自分の歯が20本以上必要と言われています。しかし、現在80歳の方の自分の歯の本数は平均5本程度でしかありません。一生自分の歯で食べるためには、早い時期からの歯の管理が重要です。このため歯の喪失予防を目的として、30歳・40歳・50歳・60歳・70歳になる方に、歯周疾患検診を行います。是非、受診くださいますようご案内申し上げます。

[実施期間] 毎年7月1日から翌年2月28日の8ヶ月間
[対象] 秋田市に住民票がある方で、今年度40歳・50歳・60歳・70歳になる方
[内容] 問診、歯周組織検査(歯、歯肉等の状況を検査します)、保健指導
[健診料] 700円 (一部の方は無料です)
※年度内に70歳になる方、市県民税非課税世帯、生活保護受給の方、中国残留邦人の方

診療の流れ

当院では初診時に口腔内の検査及び緊急を要する治療を行った後に、患者様の希望に応じて治療を行いメンテナンスを行っております。

STEP1 初診

STEP1 初診
  • 問診
  • 検査
  • 応急処置

STEP2 基本治療

STEP2 基本治療
  • 治療方針の説明
  • 汚れや歯垢を取り除きお口の中を健康な状態に戻す
  • ホームケア指導

STEP3 メンテナンス

STEP3 メンテナンス
  • 定期的な管理とクリーニング
  • ホームケアのチェック

STEP4 治療

STEP4 治療
つめる、かぶせる、歯を入れるなど

歯と歯ぐきのメンテナンス

歯を磨いたつもりでも磨き残しがあったりするとその部分からむし歯ができたりします。また深い歯周ポケットの中には歯ブラシの毛先は届きません。そのため、細菌なので汚れがたまりやすく、歯周病が進行して歯肉が腫れる原因になってしまいます。そうならないために、専用の器械を使って歯面を清掃したり歯周ポケットのなかを洗浄することが大切になります。


有床義歯(入れ歯)を入れられた方へ

義歯を使うことは、自分の健康な歯のように快適ではありません。しかし歯科医療の進歩のおかげで今日の義歯は、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)でぶらぶらになっている天然歯よりもずっとよいものです。一日でも早く新しい義歯に慣れて自分のものにしていくために、当院も協力させていただきます。

当院では義歯の定期検査を行なっています。

食事は、はじめはやわらかいものから食べてみて下さい。又、前歯で物を噛み切ろうとしないで、できるだけ奥歯で噛んで下さい。

痛い所やバネが合わない所があれば、ご自分で調整せず来院して下さい。夜おやすみになるときは、歯ぐきを休ませるために必ずはずして下さい。はずした入れ歯は乾燥させると変形しますので水につけておいて下さい。

残った歯を大切にするために歯磨きを頑張って下さい。特にバネをかけた歯は、むし歯になりやすいので念入りに磨いて下さい。

入れ歯にも汚れがつきますので、歯ブラシや義歯用ブラシなどで磨いて下さい。又、義歯洗浄剤もお使い下さい。

大きくこの3つですが、調子が悪かったらこの限りではありません。いつでも調整に来てください。当院では義歯の定期検査を行なっています。
  • 1ヶ月検診(希望があれば1ヶ月毎)
  • 6ヶ月検診
  • 1年検診(以後6ヶ月毎)

定期健診をおすすめします

お口の中の健康を保つためには、(1)毎日のきちんとした歯磨きと、(2)規則正しい生活習慣、そして(3)定期健診が必要なのです。

なぜ痛くないのに歯医者さんに行くの?

歯をなくす原因の9割は歯周病とむし歯です。

続けるとこんないい事があります

高齢になっても自分の歯で食べられる、歯の治療に時間と費用をかけなくてすむ、などのいい事があります。

健診ではどんな事をするの?

  • 歯周病の進行の検査
  • 歯の清掃のチェック
  • かみ合わせのチェック
  • 自分では清掃できないところのむし歯菌・歯周病菌を取り除き、汚れをつきにくくします。むし歯菌や歯周病菌は歯にくっついていて薬やうがいでは取り除くことはできません。
  • フッ素などのむし歯予防処置

定期健診を行う時期や回数は?

年に3~4回行います。(当院では3ヶ月ごとの健診をお勧めしております。)

むし歯にならないために - 子供たちの歯の健康を守るための健康指導 -

秋田市の子供達の歯

秋田市では、1歳6ヶ月児・3歳児のむし歯罹患率は年々低下しており、それ自体は大変好ましいことですが、実は他の都市はそれ以上に改善しています。

【1歳6ヶ月児むし歯罹患率】
年度秋田市秋田県全国
10
5.1
8.1
4.6
15
5.2
5.6
3.4
19
4.2
4.6
2.7

【3歳児むし歯罹患率】
年度秋田市秋田県全国
10
49.2
56.1
40.5
15
42.9
48.4
31.3
19
35.6
38.9
27.9

特に3歳児の秋田市一人平均むし歯数は1.54本であり、全国平均0.85本を大きく上回り全国政令市・特別区の中で最下位87番です。また、秋田市のむし歯罹患率は35.60%であり全国平均22.79%を大きく上回り全国政令市・特別区の中で86番(87政令市・特別区中、最下位は大分市37.077%)です。1歳6ヶ月児も秋田市は全国下位の状況です。

【3歳児歯科健康診査(政令市・特別区)(平成19年度)】
平均むし歯数 (1人)むし歯罹患率
1
中央区
0.40
1
千代田区
12.35
2
文京区
0.42
2
中央区
13.60
3
千代田区
0.44
3
中野区
14.12
4
世田谷区
0.48
4
文京区
14.37
5
品川区
0.50
5
港区
14.67
(以下略)
83
青森市
1.42
83
北九州市
34.12
84
函館市
1.42
84
富山市
34.62
85
北九州市
1.42
85
長崎市
35.53
86
いわき市
1.50
86
秋田市
35.60
87
秋田市
1.54
87
大分市
37.07
平均
0.85
平均
22.79

これまでは正しい歯磨き習慣や食習慣を身につけることが学校教育や公衆衛生で行われてきましたが、これだけでは全国レベルのむし歯の無い状態にすることは難しいといえます。
むし歯はむし歯菌・甘いもの・歯質の3要素からなっています。それぞれ対策としてむし歯菌には歯みがきによるプラーク除去、甘いものに対しては食習慣の改善を図ってきました。今後は歯質そのものを強くするフッ素を用いて、よりむし歯予防効果を得ることが必要になります。秋田市の子供達の歯の健康をよりよいものとするために健康指導をしていきたいと思っています。

フッ素によるむし歯予防


【 ホームケア 】

歯ブラシや歯間ブラシなどを使ってお口の中をいつもキレイにしておきましょう。口腔内を清潔に保ちましょう。
お口の中にいつも食べ物が入っている状態だとむし歯菌の思うツボ!歯の表面にフッ化物がとり込まれることで、歯は強くなります。

【 プロフェッショナルケア 】
定期検診
治療に時間と費用をかけずに済み、将来にわたって自分の歯で生活できます。
  • 自分で清掃できない場所のむし歯菌や歯周病菌を取り除きます。
  • お口の健康状態をチェックします。年に3~4回(3~6ヶ月ごとに)
  • フッ素塗布
【 フッ素の効果 】
  • 歯質強化 ・・・ むし歯になりにくい強い歯を作ります。
  • 細菌抑制 ・・・ むし歯の原因菌の活動を抑えます。
  • 口臭予防 ・・・ フッ素を寝る前に使用することで、寝ている間に増殖する細菌の活動を抑制し、朝起きたときの特有の口臭を防ぐことができます。
  • 再石灰化 ・・・ むし歯になりかけた歯の表面をもとに戻します。

歯科治療費の医療費控除

医療費控除とは

自分や家族の病気や怪我により医療費を支払った場合、確定申告を行うことで所得控除を受けることができる制度を「医療費控除」といいます。
1年間で支払った医療費の総額がご家族で年間10万円を超える場合(または確定申告をされる方の合計所得金額の5%を超える場合)、医療費控除を受けることができます。

医療費控除の対象となる治療

  • 医科、歯科の受診時の保険治療費・保険外治療費、および交通費が対象となります。
       ※領収書は大切に保管してください。交通費も忘れずに記録してください。
  • インプラント治療や矯正のような自費治療だけではなく、保険治療も控除の対象となります。
  • 物品購入費は対象となりません。
上記はあくまで目安です。
詳細に控除の対象となるかどうかは最寄りの税務署までご確認をお願いします。

控除の手続き

  • 確定申告が必要です。確定申告の書類に必要事項を記入の上、最寄りの税務署まで提出してください。
  • 確定申告は毎年2月〜3月にかけて行われます。
  • 申告書類は国税庁のホームページ、税務署、市町村窓口で受け取れます。
  • 確定申告書類以外にも必要な書類があります。
  • 医療費の領収書(交通費は経路と料金の記録でも可)
  • 源泉徴収票(給与所得者の場合)※コピー不可
  • 医療費控除の内訳書
  • 印鑑(認め印でも大丈夫です)
  • 通帳(確定申告をされる方の名義のもの)
  • 保険金などで補填されている金額が分かるもの

【課税総所得金額別(医療費控除前)】


※平成26年8月31日現在の税制に基づき作成しています。
課税総所得金額1年間で支払った医療費の総額 (保険金などで補填される金額が無い場合)
軽減される税額
30万円100万円200万円
105万円
30,900円
135,900円
225,000円
300万円
40,000円
180,000円
337,500円
500万円
60,000円
270,000円
550,000円
800万円
66,000円
297,000円
601,500円
1000万円
86,000円
387,000円
727,000円
2000万円
100,000円
450,000円
950,000円

※この表の「軽減される税額」は、所得控除が基礎控除(38万円)のみ受けているものとして計算します。
※詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。
国税庁 タックスアンサー
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm